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2009年5月21日 (木)

あじさい

1186

今日は雨が激しく降っています。そろそろ梅雨になりますね。

そういえば、昔お話にしたくて妄想していた事がありました。題名があじさいがいいなと思っていて、結局絵にも、お話にも出来なかったのですが・・・。

良牙くんが久し振りに東京へ帰ってきて、一番に自分に会いに来てくれたと思ったのに、手にしている、新聞に包まれたあじさいの花に、どこへ一番に行ったのか気が付いてしまったうっちゃん。悲しくなってしまいます。

ふと曇る表情に、花をすぐに渡さなかったからかな、とあじさいを差し出す良牙くん。男の子はここんとこ、鈍感です

「天道道場に寄ったら、かすみさんとかあかねさんとか、庭に咲いた花もって行けって、気い使ってくれて。」

「・・・そう。」

まだまだうっちゃんの心を読めません。不安になる良牙くん。

「どうかしたのか?」

「なんでもあらへん。さ、お好み焼き食べるやろ?」

「う、うん・・・。」

言葉で直接言えるほど、うっちゃんは簡単にやきもちを出せるタイプではなく、良牙くんは言葉にしてもらわないと、女の子の気持ちが読めるほど、世間に慣れてもいません。何せ、人と話しているよりも、道に迷っているほうが長い人なので・・・。

いつもと変わらない、美味しいお好み焼きに、良牙くんはほっと心を弛めます。味か変わらないのなら、大丈夫と思ってもいいのかな。やっぱり会話は弾んでるとは言えないけど。

ごくごくごく、とお水を飲んで、美味しいお好み焼きが、口の中から無くなって、溜息のように出た言葉。

「あー、やっぱり正解だったー。先に天道道場へ挨拶行っといて。」

「・・・!」なんて無神経なん?!

「先にこっちに来ちまうと、動きたくないもん、ゆっくりしたかったんだ。」二人で、という言葉はお好み焼きと一緒に飲みこんで。

図らずも、良牙くんの心を知ったうっちゃんは、いきなり輝くばかりの笑顔に。そして、自分ややきもちを焼いていたことにちょっと照れて、良牙くんが直視できず、視線をそらした先には、生けておいたあじさいが・・・。

とかいう話しだったんです。前と後ろにもうちょっと付け足して。お話に出来たらよかったんですけど、集中力のない人間で

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